今回のテーマはMySQLによるデータ操作の基本についてです。
RDBMS (関係データベース管理システム) はかなり前にOracleのデータベースを使ったことがあるけど、ここ最近はほとんどMySQLしか使ってないけど、他のRDBMSでも基本的なところはほとんど変わらないはずです。
基本はSELECT、INSERT、UPDATE、DELETEの4つのSQL文です。
SELECT(データ抽出)
SELECT カラム名 FROM テーブル名であるテーブルの選択したカラムを表示する。あるテーブルの全てのカラムを表示したいときはSELECT * で全カラムを表示できます。
テーブル名の後にWHERE 条件で表示するレコードの条件を追加できます。
他にもORDER BY カラム名であるカラムの昇順(DESCで降順)に並び替えて表示することも出来ます。
INSERT(データ追加)
INSERT INTO テーブル名 (カラム1, カラム2, ・・・)VALUES (カラム1の値, カラム2の値, …)であるテーブルに指定の値を持つレコードを追加できます。指定しなかったカラムにはデフォルトの値が入ります。全てのカラムの値を指定する場合のみカラム名の省略が出来ます。
複数のレコードを追加することも出来ます。その場合はVALUESの後を (カラム1の値, カラム2の値, …), (カラム1の値, カラム2の値, …),・・・とします。
UPDATE(データ更新)
UPDATE テーブル名 SET カラム名=値(,カラム名=値,・・・)で指定したカラムの値を指定した値に変更します。こちらもWHERE 条件文で値を変更する条件を設定します。これを入れないと全レコードが同じ値になってしまいます。
DELETE(データ削除)
DELETE FROM テーブル名 WHERE 条件文で、条件文に当てはまるレコードをテーブルから削除します。WHERE以降を入れないと全レコードが削除されるので、気を付けてください!
実際にはJOINを付けて別のテーブルをくっつけたデータを表示したり、サブクエリ(SQLの中に入るSQL)を使って値を集計したりすることもあるけど、基本的にはこの4つが全てです。
もう少し例を使って説明したかったけど、今日はこの辺で。